確率論は時に人を裏切る

確率に日々裏切られる下手っぴゲーム好きのブログ

カップル杯優勝者が無謀ドラにハンサを採用する前向きな理由

お久しぶりです。

先日、あぐにさん(@misstopiaaaa)主催の第3回カップル杯に出場し、優勝する事が出来ました。(変則タッグ戦128チーム出場)

ローテ落ちを目前に控えた今季の相棒であるハンサを供養するべく、今回やや遅い感もある中筆を取った次第です。

 

1、私の無謀ドラの優勝構築と採用枠
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こちらになります。珍しい採用枠としては

ハンサ

グリームニル

ライブラ

といったところでしょうか?

その計5枠の他、採用枚数に個性が出る枠としては

アイラモナー純真バジウリエル無謀峡谷バハゼウス

あたりですかね。

無謀3ウリエル峡谷0の理由は、ウリエルサーチのテンポロスが許容できない、峡谷はデッキパワーを下げてしまう為です。今回の趣旨とは少しズレてしまうためここで簡単に触れるに留めます。

 

2、ハンサの強みと代替枠にあたるカード

ハンサ


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ハンサの強みとしては、まず2コストのNカードである点です。その為無謀で走れ、ファンファーレによりBB、バハを初めとした大型置いて(進化で上から取って)ターン返す動きを無謀を置く起点に出来ます。

これを可能にするpp9という状況は、次のターンには魔界リーサルを取れるというだけでなく大型を置いてくる主なターンに概ね間に合ってくれます。

また、ドラの手薄な低コストフォロワーとして2:2:2と考える事も出来ます。

 

無謀ドラと非常に相性の良いカードである事が理解頂けたでしょうか?

このカードの代替枠としては、サモナーとバジが考えられます。

ドラゴサモナー


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モナーの強みは、ドラには避けて通れない事故の可能性を下げてくれ、巫女をサーチ出来るという点です。

しかし、基本スタッツを満たしていないため相手の展開はほぼ止まりません。また、サモナーでサモナーをサーチしてしまう恐れもありますし、無謀を置く起点作りにはほぼ貢献しません。

バジリスクライダー


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バジの強みはなんといっても必殺とラスワによる相手の展開への妨害力です。テンポロスせずに2t託宣→4t闘気の黄金ムーブの間に入れる4コストという点も悪くありません。

しかし、4コストというのはむしろ後半になって重くなってきます。pp10でも無謀と同時出しは出来ない為、それ以前に除去がどれだけ出来たところで無謀を置くターンがほぼ無防備になる事は変わりません。

 

3、3種のカードの中でハンサを採用する理由

無謀ドラは結局無謀を置いてからの疾走リーサルが主な勝ち筋で、サブプランは決して強くありません。全ては無謀を置く事が起点となるのです。

起点を作れなければどうしようもないので、起点作りにほぼ貢献出来ないサモナーは消えます。

モナーを採用するのは勝ち筋を放棄して事故率を下げているに過ぎず、意志の弱い構築だと私は思っています(サモナーバジ両採用を除く)。

 

バジとハンサは役割としては似ているのですが、ここでハンサは2コストのNだという事が活きてきます。つまり無謀を置きながら処理や顔詰めが出来るという事です、進化権も次ターンに温存出来る点もgood。

置くターンに合わせてバーストリーサルを狙ったり展開で置くチャンスを与えない動きは無謀ドラの対策として非常にポピュラーと言えます。しかし、ハンサは置くターンにも除去が出来る為起点に出来る受けが広くなるのです。これはバジでは成し得ません。

 

上記の理由により、ハンサを採用したというわけです。

また、ハンサによって多少出来る処理の隙はグリームニルとバハムートが埋めてくれます。

 

ローテ落ちまでの残り少ない時間ではありますが、再録を願ってハンサ無謀ドラを強い意志で回してもりもり賞金稼ぎましょう💪

 

 

現在、チームGerbera Colloraはメンバーを募集しています。皆様のご応募を心待ちにしております。

詳しくはhttps://twitter.com/isldisld/status/975009719650676736?s=19

 

 

 

 

 

骸ヘクターという最高に楽しいデッキ

んっっっっとうにお久しぶりです。書きたいものがなくて・・・w

今回はバハムートを飛び越えて神々の騒乱環境のデッキ解説です。

いやしかしネクロの時代再来しましたね、ドラゴンからライブラを没収してください。

 

という訳で行きましょう、今回のデッキは「骸ヘクター」です。キーカードはわかりやすく

骸の王
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魔将軍・ヘクター
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この2種です。

骸は皆様ご存じSTDからの古株で、今段猛プッシュされてるとしか思えないカードがバシバシ追加されてとうとうネタ枠を脱しました。

ヘクターは今段で追加されたネクロレジェンドカード。強力なバフ性能+除去性能で非常に使い勝手の良い7コストカードとなっています。

 

それでは「骸ヘクター」解説行きましょう。(普通のアグロやミッドでもよく使うコンボについての解説は省略します)

 

1、レシピ
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現段階はこんな感じで落ち着きました。

ハウルはヘクターと噛み合わないため抜き、ネクロマンス使うのがヘクターくらいなためサージェントも0、進化権を割きたくないためリリエルも0です。やってみた結果ゴブリンは2くらいが丁度いい気がしました。

 

2、採用カードの補足説明

1コスト帯・・・骸の餌+貴公子との動き、横展開必須なので採用してます。スパルトイファイターではなくゴブリン採用なのは初手置きを考慮してです。

 

2コスト帯・・・エルタはぶん回り時の魅力があり基本スタッツを満たしているため採用、ゾンパも相性が良かった為採用、破魂不採用はネクロマンス温存です(ここは後に変わるかも)

 

3コスト帯・・・巨象と怨嗟は2積みが体感ちょうど良かったです、カイザは息を長くしたり骸の餌等、ミニゴブもハンド枯渇防止とワンチャンエルタ引く為です

 

4〜6コスト帯・・・不採用です。このあたりで骸を置く動きなのと、貴公子やカイザ、ミニゴブ等で繋げられるためいらないと判断

 

7コスト帯・・・ヘクターは2積みです。3だと重い気がします。

 

9コスト帯・・・骸は3積み確定です、そういうデッキなんですこれは。そもそもコスト踏み倒すから9コスト帯というとなんというか・・・( ˊᵕˋ ;)

 

3、基本的な立ち回り

基本は骸をツモりに行くためオールマリガンです。アグロ系の動きではハウルケルベロスオルトロスも無いため余裕で止まってしまいます。

 

骸が引ければ相手が一番しんどいタイミングを見計らって骸を投げましょう。

引けてない場合はミッド系の動きから巨象骸あたりで相手の想像の斜め上からぶん殴ってあげましょう。

 

ヘクターは押し切る手段や凌ぐ手段など色々な場面で投げられる便利屋です。ゾンパや怨嗟も結構便利。

 

4、相性

骸ってデッキは相性をぶち壊すポテンシャルがあるのでまだ判断するにはちょっと試行回数が足りたい為割愛。

 

ランクマで勝てるデッキというよりは大会で持つデッキですね。

 

5、まとめ

めちゃくちゃ楽しいです。が、めちゃくちゃ難しいです。ぜひどうぞ、見た目以上に勝てます。

 

それではこの程度で、また次回会いましょう(次の更新はまたいつになるやら・・・w)
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陽光セラフの可能性を緩く探る

年に入って初の更新ですね。書きたいネタがなかなか浮かばなかったです、お久しぶりです。

今回はズバリ「光セラを探る」です。

ウィッチがドロシーで大暴れし、アグロヴァンプが安定感を増して殴り込み、otkエルフがミニゴブリンエルフというカードを引っさげて冥府に変わって環境を席巻している現環境、純正セラフが段々と研究され始めました。

 

そんな中、デッキタイプとしては純正セラフと非常に近い型である陽光セラフに注目し、緩く考察していこうと思います。

 

1、純正セラフと陽光セラフの共通点、相違点etc..

まずは共通点

・特殊勝利系のため、盤面やライフに依存しない勝ち筋がある

・低コストのカードが大量に入っている

・セラフ以外の勝ち筋が非常に薄い

 

続いて主な相違点

・陽光を置けると非常に硬くなる

・HP4以上のカードに極端に寄る

・粘り腰になり、10ターン超の試合がザラ

 ・回復力自体は若干落ちる

その他

・陽光が引けないとただの純正セラフと化す

 

こんな所でしょうか?

 

2、陽光セラフにした事によって起こる相性の変化

光セラフは性質上、アグロからミッドレンジにより強くなります。

主なデッキだと

OTKエルフ

ドロシーウィッチ

アグロネクロ

 

等に強くなります。特にOTKエルフへの相性は非常に良くなり、全体的に今のtear1に刺さりやすくなると言えるでしょう。

一方、回復力が少し落ちているのでアグロヴァンプの早さには追いつけない事もあります。

 

3、陽光セラフだからこそ採用して欲しいカード

最後に、陽光セラフだからこそ活躍の機会があるカードをその理由含め紹介したいと思います。

 

それはこちら

翼の王子


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効果は単体アミュレット加速です。効果とコストが絶妙に噛み合わずまず見かけないこのカードですが、陽光セラフでは活躍出来るんです。

その理由としては、教理教理王子とでピッタリ9コストであるため最速セラフコンボに組み込む事が出来つつ、陽光の効果が乗るため優秀な守護となる点です。その恵まれたスタッツはリッチすら凌駕するほど。

光セラフは治癒の祈りがあまり入らないため、こういったフォロワーのアミュレット加速カードはとても相性が良いのです。代替カードとしては高位プリースト、スタッツと全体加速のどちらを取るかはお好みでどうぞ。

 

4、まとめ

さて、陽光セラフ如何だったでしょうか?個人的には環境メタとして強く推したいデッキです。エイラセラフとはまた一風違った堅さをお求めの方にも是非試してもらいたいデッキとなっています。

皆様によって少しでも翼の王子の採用率が上がると嬉しいなと思います。

それではこの程度で、また次回お会いしましょう。

シャドウリーパーについて緩く考える

3弾「バハムート降臨」とうとう出ましたね。

二回目のブログ更新です、皆様お久しぶりです。はじめましての方ははじめまして。

今回ネフティスを始め、いくつかのカードがメンテナンス後暫く使用不可となっています。

そんな中、今評価が真っ二つに割れているこのカードについて緩く触れてみたいと思います。

それは、、、

シャドウリーパー


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ネクロマンサーの2コストカードです。

出した次のターンまでという制限付きの潜伏持ちで、自分の他のフォロワーが破壊された時、+1:1するという尖った能力を持っています。

真っ二つに評価が割れている原因としては

長所

・スタッツをあげるコンボがしやすい

・期限付きとはいえ潜伏が強い

・ヘイトを稼げる

短所

・元々のスタッツが低いためメイ等で潜伏状態でも除去されてしまう

・即効性に欠ける

・ネクロの2コスト枠は既に使い勝手の良いカードが揃っている

 

などが挙げられると思います。

特に顕著に見られたのがランダムや全体ダメージによって潜伏状態でも除去されてしまうという意見。低評価の大きな要因となっていると思われます。

 

 

1、そもそもスタッツが低いと潜伏でも除去出来てしまうカードはどういったものか

 

採用率の高いカードとしては

ベビーエルフ・メイ
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エンジェルバレッジ
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腐の嵐
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森の意志
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デスミストドラゴン
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ファイアーチェイン
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他にはフレイムウィッチやファフニール等が挙げられると思われます。

しかし、やはり数は多くありません。

デッキに積まれている枚数はどんなに多くても6枚以下、それもランダム要素が強い事が多くどこまでのデメリットなのかは大きな疑問点です。

1度能力が発動するだけで平均的な2コストスタッツになることを考えると採用は全然有り得ると言えるでしょう

 

2、主な運用法

主な運用法としては、3tにスケルトンソルジャーや海賊ゾンビ、ボーンキマイラ等を置き4tにシャドウリーパーともう一つ2コストを置く。同じような形で4tまで展開して5tにシャドウリーパーと何かを置く、祝福等と合わせて置くなどする形が主な運用法になると思われます。2tに素出しする形は少々勿体ないですが、他に出せない場合は出してしまっても良いと思います。
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うまく行くとこのように大化けするやも・・・?

 

総評

シャドウリーパーは求められているものによって採用率がとても差が出るカードだと思われます。即効性を求めるのならレッサーマミーやダークコンジュラー等が挙げられますが、唯一無二の可能性を秘めたカードできちんと活躍の機会があるカードだと思います。出した次のターンでの除去は、きちっと警戒していれば他の一般的な2コストカードよりも有利に除去されるという展開にはまずならないと思われます。それでもうまく処理されてしまった場合は相手を褒めましょう、全体での確率は決して高くない筈です。このカードと付き合っていくにはそういった割り切りも必要かもしれません。

 

それではこの程度で。また次回お会いしましょう。

ブログ開設にあたっての御挨拶

い、はじめまして。

下手っぴゲーム好き、くしゃと言います。

最近はシャドウバースにご執心なのですが、デジタルTCGというゲーム形態上、不確実性のとても多いゲームなのです。

確率論


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右手理論


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など様々な宗派の元、各々が信ずる道で日々皆様も切磋琢磨している事だと思います。

私は最大宗派?である「確率論」の信者であるのですが、この理論は時に驚く程に信者達を裏切るイタズラ好きな理論であります。

 

このブログは、確率論信者があーだこーだゆる〜く推測していくブログとなっております。デッキ考察等もするかもしれませんが、あくまでも緩い確率論がメインです。よろしければ今後ともお付き合い願います。

それでは挨拶はこの程度で、またお会いしましょう。