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ヨシヒコ何本作れるかという話は今すぐ辞めろ【ドラクエ映画レビュー】

文字通りです。

公開二日目、映画ドラクエを見てきました。

 

映画のレビューとしては、端折りすぎだけどまあ1本で纏めるためには仕方の無い取捨選択だったかなとは思いました。

原作を知ってる層のみをターゲットにするという端折り方を選択して、その分しっかりと魅せようという方向性は悪くはなかったかなと思いますが、ラストがクソすぎてこれまでまあ仕方ないよねといって切り捨てた全ての不満が爆発した感じでした。

劇場ではぼちぼち見れるでしょうが、絶対にリピーターも居なければ円盤も売れない事は確信出来ます。駄作です。

 

そのうえで、気になったレビューがひとつ。

 

この予算でヨシヒコが何作作れるか?

正直共感出来る意見ではあります。

ただこれは絶対に声に出してはいけないのです。

これを言い出したら全ての産業が崩壊します。映画なら、カメラを止めるな!は予算300万で興行収入30億円を超える大ヒット作となりました。比較対象としてゼロの執行人を置いてみましょう。コナン映画は予算公開されてないのですが、ggった予想として予算は10億としておきましょう。で、興行収入は90億円超。

ゼロの執行人を作る予算でカメラを止めるなは300本は作れます。

 

書いててバカらしくなってきましたが、この論調は本当に意味不明なんです。

制作費が高かろうが安かろうが良い物は良い、悪い物は悪いのです。

これを作る予算でふんだんな資金を注ぎ込んだヨシヒコが見たいというのはわかります。

でもあのお手製セットみたいなスライムがcv山寺宏一なのも見たい。

それがヨシヒコなんです。

予算が無い事をつまらない事の言い訳にしないヨシヒコを、よりによってこのやり玉にあげるのはヨシヒコにすら失礼だ。